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芸どころ名古屋に生かされて

御礼

平成30年2月25日 御園座を盛り上げ隊・勝手連第8回最終公演

平成30年3月25日中日劇場閉場
中京五流舞踊特別公演
男女道成寺

名古屋 日本舞踊界の歴史を物語る中京五流舞踊公演ー
前々、御園座で開催された昭和26年の第1回公演から中日劇場のこけら落としとして開催された、昭和41年の第13回公演は私の母や伯母達が主軸として活躍しておりました。
長い歴史を経て、今回の中日劇場閉場に伴う特別公演に、「男女道成寺」で私が花子をつとめさせて頂けた事に感慨深いものがありました。道成寺の鐘の上から、最後となる客席を見渡した時には思わず涙がこみ上げる程、感謝の気持ちでいっぱいでした。

そして、3月28日には新御園座が開場され、4月にこけら落としとなりました。
御園座閉館中に立ち上げた、盛り上げ隊・勝手連の活動も3年半の間、皆様の多大なる御協力のお陰をもちまして、活発に大変有意義な活動をさせて頂きました。

2月25日、盛大なディナーショーの最終公演を終了し、御園座開場の翌日には、特別イベントが開催され、光栄にも新作「御園に開く芸の華」をご披露出来ました。

芸どころ名古屋の歴史の中で、要の存在とも言うべき二つの劇場の大きな転換期に、深く関わることができ感無量です。今は芸事を伝えるのがむずかしい時代になりましたが、一人でも多くの方に、日本舞踊の魅力をお伝えしたいと思っています。

予告

納屋橋物語



名古屋の東西を走る広小路。伏見と名駅の間に南北に流れる堀川に架かる納屋橋があります。 大正2年、この橋を建造したのは、栗田組で、その頭領は栗田末松という私の曽祖父です。
お城下から流れる堀川、お城下に最初にあるのは朝日橋。そのたもとに私の伯母 花柳寿香はおどりのおしょさんとして地元の方に親しまれておりました。
実母 寿千香、叔母寛智香とで、花柳三姉妹と呼ばれ、この芸どころ名古屋で中京五流舞踊など大活躍しておりましたが、残念な事に三人とも早世してしまいました。

それらの実話を元に演出家の伊豫田静弘氏が脚本を書かれ「納屋橋物語」の誕生となりました。 名古屋 納屋橋を舞台にした100年間の悲喜こもごもの舞踊劇を是非ご覧ください。

ごあいさつ

私、花柳朱実
気が付いたら 踊っておりました。

何でも 初舞台は 3歳になるちょっと前とか自分ではあまり覚えていませんが、ちゃんと衣装とかつらを付けたのが、大層気に入って踊り終わってからも、衣装をぬがせようとする裏方さんから逃げ回っていたそうです。
「発表会の日は、お姫様になれる」という子供なりの変身願望を満たすため、師匠である母にいろいろ、お稽古してもらいました。

何だかんだの60余年、順風満帆なわけもなく・・・・・
見えない力に背中を押され、踊り人生まっしぐら!

一人でも多くの方に日本舞踊の魅力を知って頂きたい。
日本舞踊を通して和の文化に触れて頂きたい。
踊りが人生の楽しみの一つになればと、私は願っています。